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色を重ねて貴方を見る 彩を重ねて私を知る【しあわせ鳥見んぐ 1巻 感想】

 

【しあわせ鳥見んぐ 1巻 感想】

 

 

 

 

自分には色がない

 

 

自分には「らしさ」がない

自分の描く作品には魅力がない

 

 

 

 

絵を描くことは出来るのに

絵を描くことは好きなのに

 

 

自分は何を描きたいのか

 

 

 

それがわからない、見つからない

 

 

お酒が飲める主人公

自分の色を、描きたいモノを探す...

悩める美大 宮内 すず

 

 

そんな彼女が

ある時出会ったのが

 

 

すずとは異なる大学に通う

野鳥観察中の  時庭 翼

 

 

「鳥なんて見て何が面白いの?」

...そう思うすずだったけれど

 

 

鳥愛が物凄いに連れられて

野鳥観察をする中で

少しずつ鳥に魅力を感じる様に。

 

 

 

 

 

中でも一番、

すずの心を動かしたのが

 

「青い宝石」とも呼ばれるあの鳥...

 

 

 

 

...そう

 

 

カワセミ のこと。

 

川ある所にカワセミ在り。

 

 

普段通る場所、

見慣れた景色の中にも

 

新しい発見があるのだと

こんなにも綺麗な鳥がいるのだと

 

 

そのことを知ったすず

 

 

バードウォッチングに興味を持ち始める。

 

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~*

 

 

 

 

トリさんぽch

鳥&野鳥観察解説動画

 

 

その動画は

野鳥観察の魅力を広めようとする

が撮影・投稿しているもの。

 

そのことを周囲には話していないので

知っているのは友人 今泉 ひな だけ。

 

 

ひなから

自分がモデルとなった絵が

展示されていたことを聞き、

 

 

 

心当たりのある人物の元を尋ねる...

 

 

の目的は、勝手に自分を

絵のモデルにした事への文句...ではなく

 

一緒に描かれていたカワセミに感動して

感想を伝える為。

 

 

本当に鳥の事になると

止まらないというか何というか。

 

 

その後は...再び2人で

バードウォッチングをすることに。

 

 

カワセミを見てから、

1人でバードウォッチングを始めたすず

 

...しかしまだまだ初心者という事で

準備や鳥の見分け方については素人。

 

 

すずが言う通り

普段バードウォッチングをしない人には

 

 

黒っぽい鳥は「カラス」

小さい鳥は「スズメ」

それ以外は「猛禽類の何か」

 

種類の見分けなんてつきませ~ん

 

 

...程度の認識なのは確かにそう。

 

 

 

 

...でも、の様に

鳥の、鳥見の知識があれば

違いが判る様になれれば

 

 

トリミング...鳥見はもっと面白くなる。

 

 

 

 

...じゃあ、その鳥見の知識は

どうやって身につければ良いのか。

 

 

方法・手段は色々とあるけど

 

 

今の時代、手軽に

多くの知識を得られる方法として

 

「動画で学ぶ」というものがある。

 

 

 

すずの様なこれから始めたいという

初心者にも判りやすい。

 

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~*

 

 

 

 

動画で鳥見の知識を学びながら

一人鳥見を続けるすず

 

 

鳥見に出かける準備について

そして鳥見の方法について学び

 

 

 

実践。

 

 

動画で学ぶのは

手軽で判りやすいから

オススメではあるけれど

 

一方的となるので

 

動画で学ぶ

 

+直に経験者から

アドバイスを貰うの

 

が良いかもしれない。

 

 

幸運にもすずの近くには

丁度いい人がいる。

 

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~*

 

 

 

 

途中、偶然通りかかったひなと3人で

鳥見をすることに。

 

 

鳥見好きの翼の友人ではあるけど

今まで誘っても断ってきたひな

 

 

理由は別に特別なものではなく...

「鳥の事は詳しくないから」

 

 

 

でも、今回こうして一緒についてきたのは

 

すずが描いた絵を偶然見た時に

興味を持ったから

 

そして大勢であれば

「鳥について詳しくなくても楽しめそう」

 

...と思ったから。

 

うん、対象について詳しくなくても

ただ見るだけ、誰かと見るだけというのも

立派な楽しみ方の一つだと思う。

 

 

 

例えそれが趣味であって、

仲間に詳しい人がいたとしても

 

自分自身が詳しくないと

どうしても手を出しにくい気持ちは解るなぁ。

 

 

また3人で鳥見を楽しもうと

次回の鳥見の予定を立てることに。

 

 

作中は今秋冬なので

 

朝早くからの野外活動は

無理のない範囲で...。

 

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~*

 

 

 

 

AM 05:00

 

 

人と同じように

鳥も目を覚まし始める時間。

 

が朝早くと言ったのは

これを見せる為。

 

 

朝、それも冬のひんやりとした空気と

静寂に包まれた時間に聴く鳥達の声とか

最高じゃないか...!

 

 

 

 

釣り等と同様に

この鳥見にも適した時期があって

 

 

寒いけれど...この秋冬は

鳥見に一番適した時期。

 

 

一番の理由は、鳥が止まる木の葉が落ち

視界が開けているから

 

 

他に、冬鳥が日本へ渡ってくる時期で

遠くに住む冬鳥を見ることができるから。

 

 

因みに冬鳥には

どんな種類がいるかと言うと...

 

 

白鳥やツグミ等...もるけど

その多くが「カモ」

 

 

 

 

...あぁ、成程。

 

 

読んでいて気が付いたけど

 

カモのいる場所は水辺と

ある程度限定しやすいし

 

また長い時間その場にいるので

鳥見初心者もじっくり見られることからも

秋冬は鳥見には丁度良い時期なのか。

 

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~*

 

 

 

 

また別のある日

一人鳥見を楽しむすず

 

のおかげで少しずつ

鳥の種類が判る様になってきた頃...

 

 

シジュウカラの群れの中に

異なる姿の鳥を発見。

 

 

翼大先生によると

その鳥は違う種とのこと。

 

 

はこれだけの情報で

その鳥がシジュウカラ以外のある鳥だと

解ったようで。

 

 

「Jizz」...とは?

 

 

「場所」と「対象の特徴」を組み合わせ

鳥の種類を当てるというものらしい。

 

 

すずの協力を得ながら

その鳥が何の鳥なのか当てることに。

 

 

混群...シジュウカラの群れに混ざる鳥で

シジュウカラに似た姿から

翼が挙げた候補が

 

「ヒガラ」

「コガラ」

ハシブトガラ

 

ここから正解を探す...為に

まず絞り込む条件・ポイントが

 

先程話した 「場所」

 

 

作中のすず達が住むのは

東北地方

 

 

そうなると3つの選択肢の中の

「北海道地方」にのみ生息する種は

違うという事になる。

 

「ヒガラ」

「コガラ」

ハシブトガラ

 

ここからその1種が選択肢から消える。

 

 

 

 

 

そうなるとあの鳥の正体は

 

「ヒガラ」

「コガラ」

ハシブトガラ

 

このどちらか。

 

 

 

次に見る部分、絞る条件は

「対象の特徴」

 

 

体の大きさ...それぞれの種の

体の大きさを知っていると

対象の種を判別するのに便利なのか。

 

でも今回、シジュウカラと混じった鳥

どちらも大きさはほぼ同じ。

 

今回は大きさで判断するのは難しい。

 

 

 

...そういう場合は

形・模様等の特徴から判断。

 

 

ヒガラ

 ・寝ぐせがある。

 ・首回りが黒い

 ・黒模様は嘴の下、大きい

 

コガラ

 ・寝ぐせは無い

 ・首回りは白い

 ・黒模様は嘴の下、小さい

 

 

ここで再度、すずが見つけた鳥を確認...

 

...これであの鳥の正体が

 

「ヒガラ」

「コガラ」

ハシブトガラ

 

3つの選択肢の中のどれかが解った。

 

 

ヒントを得ながら

すずは鳥の種類を当てることに成功。

 

 

こうやって考えて、正解・成功して

少しずつ知ることで

鳥見がより好きになれる。

 

成功体験は大事。

 

 

次のステップは...

 

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~*

 

 

 

 

そのまま鳥見を続けるすず

 

 

今度は翼の力を借りず

自分で鳥の種類を当てる事に成功。

 

 

何でもそうだけど

やっぱり解ると楽しいよなぁ...。

 

 

 

 

 

 

それから暫くして...

 

 

鳥見を続けるすずの目の前にある鳥が...

 

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~*

 

 

 

 

そのある鳥の正体は...?

 

 

その場を後にし、

 

鳥肉を食べながら

先程の鳥について話すことに。

偶然、偶然だから。

 

 

 

 

突然の事だから

じっくり観察できた訳でもないし

 

 

鳥見初心者のすずだけが見ていて

写真にも収めていないから

 

 

翼の協力有でも

今回は判断が難しい...?

 

難易度は先程のシジュウカラに比べると

高いみたい。

 

 

 

 

...詳しい人が一緒に

近くで見ていればなぁ...

 

 

お、この人...

 

 

手羽先を食べながら手羽の話

 

 

すずの話から

が導き出したあの鳥の正体は...

 

この2種。

 

 

確かに似てる...。

 

これを動いている状態で判断するのは

難しいというのも納得。

 

 

写真や映像でじっくりと姿を見ないと

判断できないと思う。

 

 

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~*

 

 

 

 

...すずがその猛禽類の鳥を見た時

近くにいたあの女性は

 

すず達が寄った

お店でバイトをしている女性でもあり

 

 

すずと同じ大学の写真科の生徒

名前は 荒砥 岬

 

写真家として有名な人物の孫娘で

学校では有名人らしい。

 

 

鳥見に夢中になったすず

 

近くで鳥が現れたと知ったら

見に行かずにはいられない。

 

 

本当に鳥見にハマったんだなぁw

 

 

カワセミを見て以来、

描きたい絵がずっと鳥だし。

 

 

外へ出ると、

また別の猛禽類と...

 

 

を発見。

 

 

 

に会えたので

絵の参考にしたいと考えるすず

 

あの時撮っていたオオタカの写真を

見せてもらえないかと頼む。

 

 

しかしは見せたくなさそう...。

 

 

その理由は...

 

 

にとって

自然な姿の野鳥の姿こそが

撮りたいモノ。

 

 

撮りたい姿は岬の中で

しっかりと決まっていて...

 

そういった姿をおさめた一枚が

 

岬の描きたい作品であり、

岬の作品の個性。

 

 

 

 

 

 

 

では、対してすずは...?

 

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~*

 

 

 

 

進級展に向けて

絵の製作を進めるすず。

 

 

鳥見にハマってから

すずは鳥の絵を描くようになったけど

 

 

描くものが無い状態から

今はこんな感じに。

 

 

「描きたい鳥が多すぎて選べない」と

 

...そして

「もう『色がない』とは言わせない」と。

 

 

 

 

絵のモチーフとする鳥を何にするべきか

にアドバイスを求めることに。

 

 

岬から言われた言葉は...

 

 

鳥を見るのなら、

絵のモチーフを探すのなら

 

 

まずは鳥の立場になって

自分の行動...観察の仕方がどうか

考えてみろ、ということ。

 

 

自分が楽しんで行っているそれ

鳥にとって迷惑で、ストレスの原因、

命の危機にさらされているのだと

まず理解するべきだ、ということ。

 

 

 

 

だから

 

 

もう鳥見を行うな

 

 

 

 

...ということではなく

 

 

見ることで、見続けることで

鳥との正しい距離を、観察の仕方を

 

そしてその鳥の姿や性格を

知ることができる。

 

 

そうすれば

自分にとっての描きたいものが

見つかる、とのこと。

 

 

 

この時点ですず

どこまで気が付いているか判らないけど

 

 

 

これまでの鳥見を行う中で

何度も鳥見を行うにあたっての

問題点というか...NGな行動が

沢山あったなと。

 

 

 

大声を出す

 

カメラや双眼鏡のレンズを

長時間、何度も鳥に向ける

 

鳥に近づきすぎる

 

走って、音をたてて近づく

 

...等々。

 

 

 

それに対しての鳥のリアクション...

 

人間をジッと見つめ返す

 

鳴き声を上げる

 

...等の中には

脅威にさらされた時の行動も

あったかもしれないし

 

 

先程挙げたすずの行動で

「鳥が飛んで去っていく」のは

 

その場で、人間が与える脅威に

耐えきれなくて飛んで逃げ出した

...ということなのかもしれない。

 

 

人間が高層ビルサイズの巨人に

「仲良くしましょう」と言われても

恐怖でいっぱいになるでしょうし

 

異なる生物...それも知らない存在に

寝ている姿、食事をする姿

羽を伸ばし休んでいる姿等

 

生活の全てを勝手に覗かれるとか

ストレスが溜まるのは当然。

 

 

 

何とも人間らしいNG行為というか...

 

意識をシャットダウンして

深い眠りにつける...といった人間の行動

そしてそれが当たり前だという考えの方が

 

脅威や死と隣り合わせの自然界では

異常だということを忘れてはいけない

...のかもしれない。

 

 

 

 

 

後、絵について。

 

 

すずは鳥見を始めるまで

自分の絵には色がないことと

自分にとって描きたいモチーフが

見つからない事に悩んでいて

 

鳥見を始めてから

描きたいモチーフが見つかった、

色んな鳥を取り敢えず書いていこうと

そう考えていたみたいだけど

 

そうして鳥の絵を描いても

また批評の際に同じ事を

言われるのではないかと思う。

 

 

「絵はうまく描けている

 けれどやっぱり色がない」

 

「結局君は何が描きたいのか」

 

「この絵は他の人でも描けるよね」

 

...みたいな感じで。

 

 

鳥というモチーフが見つかっても

ただ鳥の姿だけを描いても

今のままでは変わらず

 

すずらしい絵には、

すずだからこそ描ける絵には

ならないと思う。

 

 

 

それに...

すずの鳥見で見られた鳥の姿は

鳥が警戒・恐怖している姿だから

その姿を描けば当然、絵の中の鳥も...。

 

そしてそれは

「すずの描きたい絵」であるのかどうか。

 

 

 

 

 

また別のある日。

 

 

猛禽類の餌であり

かつては人間の食べ物でもあった

ツグミに遭遇。

 

かすみ網猟は某グルメ漫画で勉強した。

 

 

 

 

すずはツグミの姿を

もっとよく見ようと...

 

 

...近づこうとするけれど。

 

 

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~*

 

 

 

 

水辺でカモを発見。

 

 

鳥見を行いながら

が取り出したのは、フィールドノート。

 

 

その時の記録、

他の日の様子との比較に使えるから

 

天気や気温等の情報があると

良いかもしれない。

 

 

後、は鳥の種類を判別可能だから

このノートにはないけれど

 

写真も一緒に残しておくと

出会った鳥が何だったのか

振り返ることもできるなと思った。

 

 

 

後は気になった事のメモや

鳥の絵とか描いたり?

 

 

鳥好きの翼にとっては

好きな鳥を上手く描けるすずは

羨ましいだろうなぁ...。

 

 

...でも、描ける人も

描けるからこその悩みがあったり。

 

 

 

 

 

すずが何かいつもと違うと

気が付いた

 

 

自分の気持ちばかり考えて

鳥の気持ちを考えていなかった

 

そのことに気が付いてから

 

描きたい鳥の姿が

わからなくなってしまったすず

 

 

それを聞いた翼は

ある提案をする。

 

 

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~*

 

 

 

 

すず、...それから

ひなを誘って4人で伊豆沼へ。

 

 

※伊豆...ではなくて、

 宮城県にある渡り鳥の越冬地

 

 

国内有数の野鳥スポット

宮城県にあるとは知らなかった。

 

 

 

 

 

途中、猛禽を発見。

 

すずの猛禽センサーよw

 

 

その猛禽の正体は ノスリ

 

徒歩で近づこうとするすず

 

 

から鳥見のアドバイスが。

 

 

人間と鳥の「ちょうどいい」

距離のとり方について。

 

 

そしてその

「ちょうどいい」で成り立つ関係が

守られる鳥の命があるということ。

 

 

 

 

 

伊豆沼サンクチュアリーセンター...

 

 

実在する施設です。

www.pref.miyagi.jp

 

 

 

そこですずが知ったこと...

 

 

伊豆沼と周辺の田んぼは

人の手によって守られている場所で

 

 

そこは渡り鳥や冬鳥達にとって

生きるために必要な場所でもある。

 

干渉はし過ぎない。

 

でも適度な距離...

ちょうどいい距離間を保って

共に生きていくことができる。

 

 

鳥にとって良くない距離間があること

ちょうどいい距離間もあること

 

それらを知ること

それらを続けていくことは

 

 

...とても大切なこと。

 

 

そして鳥に興味を持つこと、

知りたいと近づこうとしたことは

 

決して悪いことではない、と。

 

 

色々なことを試して、

色々な知識や経験を重ねて

ちょうどいいを探していく。

 

 

 

 

 

シジュウカラの群れに

ヒガラが紛れる様に

 

カモ達が人気のある池で

長い間過ごす様に

 

ノスリやマガンが

人の手により守られたこの伊豆沼で

人間と過ごしている様に...

 

天敵がいるこの自然の中で

異なる者達が共に生きることができる、

生きる方法が何処かにある。

 

 

 

 

 

鳥に詳しいにこう言ってもらえると

すずは安心するし、嬉しい筈。

 

 

逆に...

 

鳥を、鳥見の事を知って欲しいと

動画を通じて魅力を伝えるにとって

 

すずの様に興味を持ってくれる存在は

嬉しいだろうなぁ...。

 

 

かつては日本中に

伊豆沼みたいな場所があったのか...。

 

 

 

 

 

遠征は終わり、

進級制作展の日が迫る。

 

 

すずは...。

 

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~*

 

 

 

 

進級制作展当日...。

 

 

すずが色々な経験を通して

描き上げたその絵を見たが...

 

 

絵でも何でもそうだけど

誰かが見て始めて完成するものだから。

 

この瞬間が、

誰かが色のある絵だと言ってくれた

この瞬間こそが

 

すずの色がある絵、個性のある絵が

本当の意味で完成したといえる時なのかな。

 

 

確かにあの絵

すずだからこそと言える絵だと思う。

 

 

 

 

に出会って...鳥見を初めて、

色とりどりのを見て

 

鳥見を通して

自分にも色があること

知ることができた。

 

 

 

最後のすずの言葉は...

 

にとってこれ以上ない

嬉しい言葉だと思う。

 

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~*

 

 

 

 

【知る事は 巡り巡って】

 

 

気になったので、調べてみると

 

色々と問題になっているし、

悪影響を及ぼしているみたい...

 

バードウォッチング...鳥見という行為。

 

 

撮り鉄...という表現は正しくないか、

クズ鉄と呼ばれる存在や

その人達の行為の...鳥見版が

 

人に鳥に悪影響を及ぼしているらしい。

 

そういった行為は

ストレスを与えるだけでは終わらず

鳥の繫殖を辞めさせてしまったり

鳥が人間を襲うことに繋がるらしい。

 

 

しかもその人達はその行為が...

 

鳥を見るだけなら

誰にも迷惑がかからない

 

...と考えているみたい。

 

 

かつて自分もそう考えていたけど

鳥見がどの様なものか知った今

そんなことはないと解る。

 

知らないということ

知ろうとしないこと

 

そして

その状態で鳥見を続けることは

誰にとっても良くない事だと思うから。

 

 

 

 

まぁ...でも

 

言ってしまえば鳥見は

鳥や気持ちなんて無視しても

 

自分さえ良ければという気持ちで

自分自身は楽しむことが可能

 

...ではあるでしょうけど。

 

 

 

 

...でも、

 

それが良いことかどうか考えられれば、

 

すずの様に鳥の気持ちを考えて

鳥見を楽しむことが出来れば

 

 

自己満足やエゴで

終わるかもしれないけど

 

長い目でみて...この先も

互いに寄り添って生きていける、

これからも鳥見を楽しむことができる

 

...そんなことが可能なのではと思う。

 

 

 

 

 

物語の方については、

 

絵のモチーフに悩むすず

鳥見をしているに出会い

 

鳥に興味がない所から

少しずつ興味を持ち始めて

 

知識のない状態で鳥見を始める

 

経験者の解説と動画で

知識を身につける

 

様々な楽しみ方があることを知る

 

自分の力で鳥の種類を当てる事に成功

 

更に知識や経験を積む為遠征に行く。

 

これまでの経験を元に

これからも鳥見を続けることにする

+絵と自分自身についての悩みを解決する

 

...と段階を踏んで進んでいく作りが

上手いなぁと。

 

 

鳥見初心者のすずメインで進むので

鳥に詳しくない方でも楽しめるかと。

 

の解説や、クイズパートもあるし。

 

 

これからの

すず以外のキャラの掘り下げや

まだ行ったことの無い場所への遠征

季節が変わってからの鳥見も楽しみ。

 

 

 

 

 

 

 

 

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