【ぼっち・ざ・ろっく! 2巻 感想】
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楽しかった夏休みも残り1日...。
学校に行きたくないという気持ちと
結束バンドメンバーと何処かに出かけることなく
夏休みが終わりそうでテンションが低いぼっち。
そんなぼっちを元気づけようと
思い出づくりを提案したのが喜多ちゃん。
結束バンド唯一の根が明るいキャラなので
こういった提案をしてくれるのが
いつも喜多ちゃん頼みになるなぁ...。
喜多ちゃんのこういう所は見習いたい。
3人との温度差を感じるシーンが
この後何度かあるけれど...
本当差が大きくて
見ていて面白いw
リョウの「嫌だ!」がすきw
シンプル且つ簡潔に
彼女達の暗さを表している。
...さて、ぼっちを勇気づけることは
果てして出来るのか.........。
~~~~~~~~~~~~~~~♪
ぼっちと喜多ちゃんの高校では
夏休み明け直ぐに文化祭が。
文化祭のステージで演奏しようかと
悩んでいる...が勇気を出せずにいるぼっち。
...そしてそれを見て
何か思う喜多ちゃん。
バイト中にリョウや虹夏と
文化祭の話に。
リョウと虹夏は中学時代に
演奏した経験があるのか。
文化祭で演奏を成功させて
カッコよく決める姿を想像する一方、
今のライブハウスより多くの人の前で
失敗してしまったことも考えてしまい...
出場するのを躊躇いっているぼっち。
人間、どうしてもリスクの方ばかり
気にしてしまうのは仕方が無い。
結局、出場を諦めようとしたけれど...
喜多ちゃんが代わりに
申し込みした為、参加することにw
【悲報】ぼっち死亡...
心配事はもう一つ...。
ぼっちとリョウの
中間テストの勉強を手伝わないと...。
ここの喜多ちゃんの表情好きw
喜多ちゃんのリョウへのイメージが
ドンドン崩れていく...w
でもやる気を出せば
すぐできるリョウと違って
ぼっちは...
慣れれば凄いけど
出来るまでに時間がかかるタイプ。
ぼっちと虹夏の先輩後輩感を感じさせない
この距離感良いなぁ。
文化祭ライブ出場の申し込みは済み、
中間テストも終わり準備は着々と進み...
セトリ決めはするけれど...
ぼっちの出場への不安を
何とかしたいところ。
不安な気持ちでいっぱいのぼっちに
手を差し伸ばしたのが...
酔っ払い廣井さん。
ぼっち達が廣井さんのバンドと
その演奏を見るのはこれが初めて。
ここでの廣井さんの
ぼっちへのサプライズと台詞が良かった...!
普段だらしない or 頼りない人が
決める時はキメるのってずるいなぁ(褒め言葉)
~~~~~~~~~~~~~~~♪
ライブの曲順決め。
ぼっちと喜多ちゃん
2人の高校の文化祭なのだからと
2人に見せ場を作ってあげる所、優しいなぁ。
ぼっちと周りとの関係は
どれも魅力的だなぁ。
どれも魅力的で
一番は今のところ選べないけれど ...
ぼっちとリョウの関係が
今のところ一番良いかも?...と思っている。
何かこの4人の年齢と各々の性格、
そして関係...
何処かで見たことあるなと思ったけれど
カオス先生達だこれ。
ぼっちとリョウはカオス先生と翼だ。
喜多ちゃんの
周りへの気遣いが立派過ぎて眩しい。
ぼっちは結束バンドの皆に影響を受けて
少しずつ変わってきた。
でもそんなぼっちも
皆に影響を及ぼしている...。
こういった互いに尊敬しあい、
影響を及ぼしあう関係って本当素敵だなぁ...!
話的にも好き。
~~~~~~~~~~~~~~~♪
いよいよ文化祭当日。
ぼっちはクラスの出し物を放り出して
何処かへ逃走。
喜多ちゃんにとっての
ぼっちのイメージよ...w
本人はいたって真面目。
何とか見つけて教室に戻すも...
立ったまま気絶w
ここ好き。
各々の反応に個性が出ていて面白い。
そしてもうすぐ
ステージに立つ時が迫る...。
こういった描写、
小説を読んだり、ゲームをプレイしていると
どうにも色々と疑ってしまう。
主人公勢はイベントがある度に
何かとトラブルに巻き込まれるからなぁ。
廣井さん、ぼっちのこと
本当気に入っているなぁ。
演奏開始...したけれど
トラブル発生...?
チューニングが合わない
1弦破損
2弦のチューニング調整も
ペグの故障で不可能に
そして迫るソロパート
今までは結束バンドのピンチは
ぼっちが何とかしていたけれど...
今はそのぼっちがピンチ。
...今回、そのピンチを救おうと
行動を起こしたのは.........
そしてここでのぼっちの発想が凄い。
経験者だから出てきた発想。
ライブ後...
喜多ちゃんが一歩
ぼっちの方に歩み寄り...
ああぁ...このシーン最高.........!
2人の距離が縮まったことも
勿論良いのだけれど...
喜多ちゃんが自分の中で
出来ること出来ないことを考えて...
限界を見極め、出来ないものを諦めて
自分に出来ることを精一杯やろうと...
自分の中で見切りをつけた
...というのが切なくも格好良く見えて良い。
こういったシーンも好きだなぁ...。
~~~~~~~~~~~~~~~♪
後日、壊れたギターを
借りていた父に見せると...
自分用のギターを持っていると良い
...と言われたので、
ぼっちは新しいギターを購入することを決意。
顔よw
さてぼっちは
どんなギターを購入したのか...?
ここMOTHER3w
ぼっちが以前から続けていた
演奏動画の撮影を見学する虹夏。
光景が容易に想像できたw
やはり1人演奏だと
結束バンド内でも一番を狙える上手さ。
ぼっちの演奏を聴いて
周りの人も危機感を覚える ...というのも
いつか来るのではないのかと
しんぱいしていたけれど.........
とある怖い話と、
それに影響されるぼっちの話も収録。
...そして新キャラも登場。
ぼっちに接触しようとしているけれど...?
~~~~~~~~~~~~~~~♪
そんなことは知らず
いつものように活動を続ける結束バンド。
新キャラは
腹黒そうな音楽ライター。
今まで多くのバンドと音を
見聞きしてきたのだろうというのは
伝わってくるのだけれど...
言動に問題がある感じだなぁ...。
1巻のとある部分でのイラストから
最初、新たなメンバー(キーボード担当)かと
思っていたけれど、そうではなかった。
※因みに23歳で、ぼっち達よりも年上。
あっ...
~~~~~~~~~~~~~~~♪
この新キャラに
皆の前で正体をバラされてしまったか...。
ぼっち(ギターヒーロー)の大ファンの彼女が
デビューの手伝いをすると話す。
「夢に近づく」と
思わず頬を緩める一同だったけれど...
「ぼっちはプロとして
十分やっていける実力がある」
「けど他3人は興味ない」
「デビューしたいというのに
本気でプロを目指しているようには
見て取れない」
大人達が何とか撃退し、
気にするなと4人に声をかけるも...
先程の言葉は
そう簡単に忘れられるものではなく...
本人達は本気で、
全力で努力してきたつもりだった
勿論、もっとできることや
足りないものもあっただろうけれど
何もせず過ごしてきた訳ではない
そのやってきた努力が
見ている人に伝わらなかった
この3人は優しいから
ぼっちがプロになれる可能性があるなら
その邪魔はしたくない
...だから一緒に夢を追うのは諦めた方が良い
とか考えていそう。
これまでの仲間との頑張った時間を
全て否定されるのは...堪えるだろうなぁ。
あの言葉を受けて
4人はこれからどうしていくのか...?
【喜多郁代 という人物】
この2巻は喜多ちゃんがメイン
...といっても良い内容。
だからこれまで以上に
喜多ちゃんの魅力が多く描かれていたと思う。
喜多ちゃんの立場・キャラだからこその悩み、
喜多ちゃんだからこそできたことが
多く描かれていました。
ここまで話した通り、
喜多ちゃんが自分の中での限界を見極め
出来ないものを諦めて
自分に出来ることを精一杯やろうと決めた
あのシーンがこの2巻で一番好き。
創作物でよくある
「何でもやれば何時かできる」
...ではなく
こういった成長や考えは...何というか
リアルな成長の仕方で良いなぁと思った。
2巻を読み終えた後に、1巻での喜多ちゃんの
バンドに対する思いを見返すと
色々と見えてくるものがある。
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