皆さんこんにちは。
今回はアニメ
「えんどろ~! ろ~る12」
の感想です。
↓前回の記事はコチラ↓
さぁどうする勇者パーティ。
ローナが攫われていったのだから
助けなくてはいけない。
……けど魔王の居場所が分からない。
「話は少しだけ聞いていました」
嘘つけ絶対全部聞いてたでしょ。
盗聴のカルタードとか
何個も仕掛けてありそう。
先生が渡してくれたのは
追跡のカルタード。
普段から使っているみたい。
アレな先生だけど、
取り敢えず今は
そのカルタードを貰えるのはありがたい。
あの光が指し示す方向に
ラピュタ魔王城はある。
魔王城に向かう前に
先生からユーシャへ一言。
「道に迷った時は
一度スタート地点に戻るのも一つの手」
こっちは緊張感も何もない。
ローナの意味深発言の伏線回収。
……って
感づいていたのではなくて
意味深な台詞を
言ってみたかっただけなのか……。
一国の姫であっても
そういったカッコイイものに憧れるお年頃。
しかしよく
全ての勇者パーティの特徴や行動を
スラスラ話せるなぁ。
マオもカッコイイ姿に憧れの気持ちがあって
変身していたのか。
自作のポエムも書いていたのか。
ポエムとかの黒歴史の話題を出すのは
やめてさしあげろ。
……ホント消えたくなるから。
何故メイゴが把握しているのか。
……従者とはいえ。
マオのことなら何でも知っている。
そして勇者と魔王の秘密についても。
なにやら重要そうな話。
空飛ぶ巨大ペンギン。
凄くチャックを探したくなる
フォルムをしている。
こんなモンスター
町の近くにいるんだ。
そして長距離飛行出来るんだ…。
ペン語で交渉。
深夜料金は高くつきそう。
魔王城前で野営。
だというのに
このメンバーはいつも通り緊張感がないな。
さて……
魔王城の前まで来たけれど
どうすれば良いのか。
ユーシャも分からなくなっている。
…どうするべきなのか。
………どうして勇者になりたかったのか。
そこへメイゴがやって来る。
メイゴが語るは
勇者と魔王の戦いの歴史と秘密。
初代魔王が突如現れ
人々は恐怖した。
同じ様に勇者と呼ばれる存在が現れ
魔王を討ち、平和をもたらした。
魔王を倒しても
次の代が残った力を得て復活。
しかし魔王は自分の意思で
目覚める訳ではないらしい。
そしてそれを待っていたかの様に
勇者も現れる。
999代も魔王の力を削り続けた結果
魔王の力はあと僅か。
今代のマオが倒されたら
力を失い、マオは消滅する。
逆に倒さなければ
マオは完全に力を取り戻し
世界が滅ぼされる。
誰かさんの都合で
起こされ戦わされて
倒される為に生きている…と。
マオもそれを聞いて
すっかりこんな状態に。
勇者という存在に憧れていた者達に
突き付けられた真実。
勇者なんて存在は
輝かしいだけのものではない。
某勇者モノや
某怪盗団世直し物語を見ていると
大衆がとても怖い存在に思えてくる。
期待という名の
プレッシャーを与え続け、
普段は散々祭り上げておいて
何か被害を受けたり失ったりすると
責任と不満を押し付けてくる。
大衆にとって勇者の様な存在は
(例え無意識であっても)
都合の良い道具としか
思っていないのでは?……と。
「マオを救って世界が滅びるのを待つか」
「世界を救う為にマオを討つか」
オーバーヒートしたw
仕方ない。
このパーティの考える担当は
セイラだから…。
悩むユーシャ。
冒頭のあの言葉を思い出す。
迷った今、
もう一度スタート地点へ。
ユーシャからマオ宛の手紙が届く。
ポスト付の魔王城w
手紙の内容は?
道に迷ったみたいだから
一度スタート地点へ戻ってみるね☆
待ちくたびれたマオの方から
ユーシャ達に会いに行くことに。
おぉ!
名前呼びした。
嬉しい…気持ちがある?
ユーシャ達の出会った場所。
そして、
ユーシャ達のスタート地点。
突然、ユーシャが質問を
投げかける。
「セイラは何故聖者に
なろうと思ったのか」
代々守ってきた
一族の絆を繋げていく為。
こういったことを話すのって
何だか緊張するよね。
森とそこに住む生き物を守る為。
メイは……
聞かなくてもいいか。
じゃあユーシャは?
ユーシャはどうして
勇者になりたかったのか。
ユーシャも忘れていたその理由……
「カッコイイから!!」
まぁ皆、大体はそう思って
何かに憧れていくものだからね。
…でも、それとは別に
もう一つあるみたい。
マオ達もやって来た。
ユーシャそこ代わって。
マオは戦う気満々。
しかしユーシャ達は
やっぱりマオとは戦いたくない。
ユーシャの甘さは
勇者として駄目なのかもしれない。
けれど魔王の正体が
自分達の友達と知ったら
何とかして助けたい気持ちがある。
皆にとってマオという存在は
生徒思いの先生の姿だからね。
マオとの時間は
ユーシャ達にとって宝物。
……それはマオにとっても
楽しい時間である筈。
宝物である筈。
だからこそ
このままでいるのが怖いのか。
長い時間
独りぼっちで過ごしてきたから
その気持ちを思い出したくない。
再び味わいたくない。
ならば…どうせ消えるのなら
自分の教え子に倒される方がいい。
剣を構えた…。
本当にやるの...?
「チビちゃん!!
ご飯だよ!!」
え?
剣を投げて……
ちょっw
あれが無ければ
勇者ではいられない。
ここでユーシャが
勇者になりたかった
もう一つの理由を話す。
「皆楽しく
笑っていてほしいから」
「皆」
そこには当然
マオも含まれている。
いい理由
なんだけど……。
魔王が力を取り戻す方は
まだ解決していないのでは?
魔王を止める唯一の武器を
自ら手放したけど。
どうしよう。
……とか思っていたら
メイゴがマオを投げた。
マオまで飲み込んだ……。
あ、出てきた。
というより吐き出された。
すると
マオの魔王としての力が……
消えたみたい。
何故?
メイゴが説明を始める。
あの最終決戦の時、
メイゴも過去に飛ばされていた。
そこでチビに出会って
飲み込まれたと。
このドラゴンは
食べたも者の概念まで
食べてしまうみたい。
成る程。
チビを使って
魔王という存在を消すのが
メイゴの目的だったのか。
しかしそんな力を持った存在を
何処で見つけたのか?
気づいたら一緒にいたとか
ホラーじゃないか。
「まぁいっか!!!」
で済ますのか……。
……なんて話していたら
夜が明けてきた。
また冒険者学校で過ごす毎日が始まる。
周りには
流石に話せないか。
もう魔王も勇者もいない。
……つまりユーシャは無職か。
ローナが一冊の本を
持ってくる。
新しい勇者物語。
尚、まだ中身は真っ白。
「私達の未来は真っ白だから
何にでもなれるよね!」
「だったら私は
やっぱり勇者になるよ!」
これからは
勇者の使命や魔王の存在に縛られず
新しい「勇者」を目指していける。
どんな勇者となって
どんな物語を描いていくのか
この4人なら、何か凄いことを
また見せてくれる気がする。
さぁ、999代目の勇者パーティの物語
ここからまた…創めよう!!