【放課後ていぼう日誌 れぽーと01】
はじまた
PVで「手芸部に入る」とか言っていたなぁ
裁縫、手芸が好きなのか。
で、引っ越しでここにやって来た、と。
鮮魚市とか見て歩くだけでも楽しい。
時に水族館よりも水生生物との距離が近いし
フナ虫とか実際に見たことないなぁ。
陽渚はゲテモノ系...とかではなくて
生物全般苦手なのかな?
フラ~...
最初海に身を投げようとしている人に見えた...
確かこの人は...部長さんだっけ?
普通に釣りをしようとしていただけ
だったみたいで。
でも糸が絡まってしまっていて
困っていた、と。
釣り糸の様な長いものが絡まってしまうと
解くのが本当面倒なんだよね...。
あれ? 目を輝かせてる...。
手芸好きな陽渚にとっては
得意&大好きなものか、こういうの。
会話も耳に入ってこなくなるほどに
集中している。
いやしかし面白いなぁ...。
手芸好きからこうやって釣りに
繋げてくるのか~。
そしてこの集中力も
釣りには必要になってくるし。
釣りをさせてもらえることに。
漁番組で一本釣りをやっていたら
自分の目に針が入って失明した...
...なんてものを昔見たので
釣り針を見ると何というか...緊張する。
まぁ今回は針を下に垂らすだけみたいなので
心配なさそうだけど。
感触を探りながら底まで針を垂らす
糸を上下に動かし、おびき寄せる
反応が無ければ、場所をずらす
これを繰り返す、と。
まぁ釣りだから
のんびりと、気長に。
何かヒットしたみたいだけど...
そうか、リールが無いから
自分の力のみで引き上げないといけないのか。
これは重い。
タコってこのやり方で釣れるのか。
そこまで難しくなさそう。
タコが絡みつく時の感触とか
経験がないからわからないけれど
不思議な感触が気持ち悪い...というより
痛そうな気がする。(剥がすのも大変そう)
ここ薄い本展開。
この人は...!!
人が助けを求めているのにw
「助けてほしかったら入部して♡」
あの手この手で入部させようとする
部長キャラは結構好きw
ペラペラ学校のことまで話さなければ
こんなことには...。
※グロ注意※
※グロ注意※
陽渚倒れたぞー...w
場所といい、この狭さといい
部室としては良い感じだと思う。
ぎゃあああ...
陽渚のライフはもう0よ。
茶風校長「新生活に胸躍らせ目を輝かせ...
WWWWWW
死んだ顔の新入生がいるけれどw
✖「放課後部室に来てくれればいいよ」
◯「来なかったらどうなるか...わかるよな?」
手芸部は諦めるしか...
陽渚はていぼう部入部について
自分の意思を伝えようと、部室へ向かう。
...相手は先輩だし
言いにくいよね、そりゃあ。
心を落ち着かせる手段が
フェルト作品プスプス...w
本当に手芸が好きなのね。
部室は誰もおらず。
第一釣り人を発見したので、
ていぼう部について尋ねてみる。
相手の方は陽渚のことを知っているみたいだけど…
だいしゅき からの 押し倒し
小3以来の再開。
仕方ないとはいえ、元気いっぱいの夏海が
「覚えていない」と言われた時の表情が印象に残った。
ズーン...
何㎝?
結構大きいよね。
思わず「デカッ」ていってしまうのも
まぁ仕方ない。
...うん、仕方ない。
かわいい
ていぼう部、全員集合。
きちんと入部する気はない、と
伝え...られそう?
もう入部する前提で
自己紹介が始まってしまった...
ますます断りにくい状況に。
久々の再開&同じ部に入部したことに
凄く喜んでいる夏海を見ると余計に言いにくい。
...でも、それでも
きちんと気持ちを伝えられた陽渚は偉い。
そして、その言葉を理解して
無理に引き留めようとしない部長も。
「入部しなくてもいいから
1回だけでも、釣りをやってみないか」
「出会いと体験を大切に」
確かにそうだなぁ...。
チャンスや経験、挑戦は良いこと。
餌の準備も自分達で。
パン粉 + オキアミ + 海水 = 餌
「水」ではなくて「海水」なんだ。
餌や魚の匂いは慣れるまでキツイよね。
しかし陽渚も思っていたけれど
制服のまま釣りを始めるのは何か理由が?
単純に面倒或いは部費の問題?
それとも汚れるのが気にならないから?
今回狙うは...タコではないみたい。
鯵の子供を釣ることに。
ふむふむ...素揚げが美味しいと。
釣竿に餌を入れる籠があって
糸を降ろした時の勢いで沈めて
ちょっと糸を戻すと...籠の餌が散らばる
へぇ~、面白い。
そこまで大きな力を必要としない点は
釣初心者の陽渚には持って来いなのかな。
それでもかかった時は
グイっと強い力がかかったように感じる
...というのが面白い。
始めは釣りへの恐怖を無くして
釣ることの楽しさを感じてもらう事が大事。
一匹釣ることができれば
「楽しい」と思えるようになり
他の人の釣りの結果を見て
もっと上を目指そうと思うようになり
その目標を達成しようと
やる気が出てくる。
繰り返し 繰り返し
「より多くの魚を釣りたい」
...そう思うようになると
その過程の、嫌がっていた餌を詰める作業も
針を外す作業も積極的に行おうとする。
こうしてドンドンと夢中になっていく。
部長だって一人の釣り好きだから
部の存続の心配も何とかしたいと考えつつも
それ以前に
「釣を楽しんでほしい」という気持ちもある。
それを感じて欲しいと思っているのではないかな。
こんなに釣って大丈夫なのかな?
「釣ったら食べる」のモットーも
守るのが大変そう。
自分で釣った魚を、直ぐに
それもその場で食べるとか何という贅沢...!
こんなの美味しいに決まっている。
結構な数釣ったけど
全部食べ切ったのか...凄い。
さて、一日釣りを体験してみて
どうだっただろう?
「凄く、楽しかったです」
自分で触れた上で
その気持ち、その感想、その表情なら
良いんじゃないかな。
生物は怖くてどうにも苦手
運動も苦手で釣りの知識も経験も無し
それでも、その気持ちを持てたのならば
これから幾らでも詳しく、上手くなれる筈。
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