皆さんこんにちは。
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人一人いない世界。
ペタ姉も姿を消して
ぬるが一人だけ存在している世界。
いるはずの人がいない世界ということは
現実ではなく夢の世界の可能性がある。
だから………
本来死んでしまう様なことをしても
ピンピンしている。
いや本当この世界は何なのか?
以前と同じ様にペタ姉を作っても
何故か上手くいかない。
料理も自分で作る。
食事も一人。
お風呂も一人。
起きるのも自分で。
学校にはまだ入れず。
帰り道であの事故現場を通る。
そこでぬるが思い出したこと………
事故に遭ったのは………
ペタ姉
………ではなくて、ぬるのこと。
「の○太植物人間説」みたいな感じかと
予想していたけれど………
事故に巻き込まれ病院に搬送されたのが
ぬるの方だったとは。
その日、ペタ姉が家に置いておいた人形を
忘れ物と勘違いしたぬるが
それを届けようと
「良い子に留守番している」という
ペタ姉との約束を破り、外に飛び出し………
そして………
死んでいるから
落ちても平気なのか。
あの暗黒炒飯は残っているのか。
あんなにまずくて食べたくなかったのに…
今はその炒飯も
炒飯を作ってくれたペタ姉が恋しい。
突然謎空間に移動。
「チャンと言うこと聞くから」
「学校にも行くから」
「だから帰ってきて」
「また会いたい」
あ………
戻ってこられた。
と言うことは………
台詞は泣き声だけで表情も隠して
ペタ姉の様子を明かさない演出が良い…。
【夢の世界とモンスターとペタ姉について】
・夢の世界
現実ではあり得ないものが存在していた。
また事故に遭った後に来たこと、
あの世界から現実に戻ったことから
あの夢世界は「あの世の手前」ポジション
であると解る。(死の間際)
あの世に行ってしまう危険性も
現実に戻ってこられる可能性もある。
・謎のモンスター
現実には存在していない夢の中のみ
存在していたモンスター。
モンスターは街もすらも食べていた。
街も人も食べてしまえば何も残らない。
「無」になる。
「あの世」は無の世界だとしたら…
もしあのモンスターに
全て食べられていたら、ぬるは………?
・ペタ姉
まず現実では
ペタ姉が事故に遭ったぬるを見守り、
ぬるは夢を見ていた。
そして夢世界は
ぬるの生死を分ける世界。
夢の中では最初、ぬるを支える形で
一緒に暮らしていた。
それは、夢の中で
「ペタ姉が支えていないと
ぬるが自身を保てない危険な状態」
「ぬるが夢世界を現実と勘違いしている」
ということだろうか?
だんだんペタ姉が離れていったのは
「ペタ姉の支えが無くても
自身を保てる様になった」
「ぬるが夢世界を夢世界だと
認識する様になった」
…或いは
「ペタ姉の支えも届かなくなるくらい
危険な状態となっていた」
………と予想。
ここで言う「ペタ姉の支え」というのは
「現実のペタ姉の声」のこと。
ペタ姉の支えの甲斐あって
ぬるが夢世界を夢世界と認識し、
「ペタ姉に会いたい」………
「ペタ姉のいる現実に戻りたい」
そう強く願い、元の世界に戻れた
………と考えてみた。