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もう少し、小惑星【恋する小惑星 考察 #07】

 

【恋する小惑星】 

もう少し #07

 

↓本編を見てからがオススメです↓

ano-manablo.hatenablog.com

 

 

 

 

今回は...

 

1: 差

 

...について

もう少し語っていきたいと思います。

 

 

 

 

 

1: 差



真理先輩と桜先輩が役職を降り、

事実上の「引退」をしました。

 

 

新制地学部として活動を始めた

舞先輩、みら、あお。

 

 

 

それぞれが夢に近づいた夏合宿、

昨年とは違い好評で終えた文化祭。

 

そのままの勢いで躍進していく

………かと思っていたら

 

 

………どうやらそう上手くはいかない様で。

 

 

 

突然部長になって

気持ちの整理がついていない舞先輩の所に

子供会の観測会の指導の依頼が来たり…

 

 

その観測会では子供を纏めるのに苦労したり

 

 

みらはドライな女の子相手に

楽しんでもらうことが出来ず落ち込んだり

 

 

舞先輩も自分は観測会で

対して役に立てないことに落ち込んだり

 

 

活動記録として撮影した写真が全て

ブレてしまい、使い物にならなかったり

 

 

あおの様子がおかしくなり

更に体調を崩して休んでしまったり………

 

 

とても調子の良いスタート

………とは言えない状態でした。


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今まで誰かに付いていき

頼ることの多かった3人にとって

 

今回の話では大変な思いをしたのでは

ないでしょうか?

 

 


この不安定で大変な様子を表現するのに

活躍してくれた「とある存在」がいました。

 

この存在のお陰で、より

「今地学部員は大変な思いをしているな」

と感じることができました。

 

 

 

その存在は………

 

 


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イヴ先輩(ら新聞部)。

 

 

 

原作では新聞部が登場してすぐに

みさ姉と鯉のことについての記事が発行され

 

新聞部の抱えていた

「地学部の会報のお陰で記事が読まれない」

という悩みが解決していました。

 

 

アニメでは登場した回に

そのフラグだけ立てておき...

 

このタイミングでその話の続きを

持ってきました。

 

 

何故このタイミングでこの話を持ってきたのか...

 

 

思いついたのが

 

「差」

 

を感じさせる為

 

...なのかなと思いました。

 

 

 

 

新聞部が記事を読んでもらえず

困っていた時、

 

地学部は読んでもらえるか分からないまま

発行した会報が大好評。

 

更にそれぞれの夢・目標に近づく手がかりが

色々と現れてきていました。

 

 

 

...からの、現在

 

 

 

新聞部はみさ姉の記事で

いつもより読んでもらえて問題解決。

 

同じ時、地学部は

活動が上手くいかず躓いている状態...。

 

 

 

 

以前は上手くいっていたのに

今は以前と「差」がある、

 

他(新聞部)は上手くいっているのに

地学部は上手くいっていない

...という「差」。

 

 

 

2つの「差」が

より地学部の苦労...大変さを表しています。

 

 

 

 

同じ「地学部が苦労している」

という描写があっても、

 

ここに「上手くいくようになった新聞部」

との差があるかないかでは

見え方が違ってくると思います。

 

 

そこにプラスして

 

「真面目な地学部」

     が

「色々と工夫しているのに上手くいかない」

 

のに対して、

 

「お気楽でいじられキャラのイヴ先輩」

     が

「普通に活動していたら

何かしらない内に大きな成果を得ていた」

 

...という「差」も

より地学部が苦労しているということを

感じさせていると思います。

 

 

 

創作物でのこういった

「前後の差」や「他との差」で

より伝えたいものを強く感じさせる

という見せ方は良いと思いますし、

 

個人的に好きな演出です。

 

 

 

「成功からの失敗(絶頂からの転落)」

 は物語として面白くなりますし、

 

そこから這い上がっていく姿には

感動するものです。

 

 

 

後、「他との差」といえば


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………ここもそうですね。

 

 

 

 表情を見せない演出も好き。

 

 

 
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本編記事没画像 #07

 

 

 

 今回は以上です。

 

では。