【恋する小惑星】
「4話 わくわく!夏合宿!」
↓前回の記事はコチラ↓
地学部全員で夏合宿。
萌は相変わらずw
………写真は自分も欲しい。
合宿回を見ていて
「何処か遠くに出掛けたいな」
と思ったけれど………
今は外出は控えた方が良いか………
初日は移動と
地質標本館の見学。
地質側の2人にとっては
初日から本命の場所なので興奮状態。
(主に桜先輩)
先生が企画した今年の夏合宿。
部費や時間の事を考えて
計画を立ててくれる先生優しい。
ちょっぴりいい加減に見えて
実は色々と考えていてくれる人。
標本館とか行ってみたいなぁ。
語れる程の知識が無くとも
十分に見て楽しむことができる。
...の、だから
自ら調べ、興味を持ち
知識がある人にとっては堪らないか。
...にしたってこの状態は流石に特殊かな?
体勢よ...。
舞先輩も舞先輩でw
県の花とか県の鳥等は
あるのは知っているけれど...
「県の石」なんて存在もあるのか。
本当勉強になるなぁ...。
舞先輩のお気に入りは桜石。
その理由の一つは
憧れの桜先輩の名の入った石だから。
舞先輩視点の桜先輩は
常にキラキラ輝いてでもいるのだろうか?
例え知識が無くても
「好きな石」を探す為に
見て回るのもアリか。
そしてそこから興味をもって
深く知っていけば良い...と。
好みの石と興味を持つ「きっかけ」に会いに
標本館に訪れるのも良い。
ここ、標本館に来てやりたかったことが。
以前みらが河原で見つけた
化石と思しき石を見てもらうこと。
桜先輩がみらの為に提案したのか。
照れ隠しする桜先輩の表情。
それを見てときめく舞先輩の表情。
そんな生徒達のやり取りを見ている
先生の表情...。
どれも印象に残った。
さて、みらの拾った石を
見てもらおう。
その石はもしかしたら...
化石ではなく
「偽化石」の可能性がある、とのこと。
しかしよおく見てみると...
魚の骨があるみたいで...。
よく分かるなぁ...。
道具アリとはいえ、流石その道のプロ。
こんな小さな骨すら見逃さない
人も道具も
ここ、標本館には揃っている。
詳細な資料も見られるし、
これは来て正解だった。
自分で見つけた化石とその事実は
嬉しいだろうなぁ...。
桜先輩も一安心。
天使の寝顔。
何て幸せそうな寝顔なんだ...。
真理先輩、こんな時でも撮影しているけど
これ「活動の記録」目的以外で
撮影しているのでは?
(私的、売買目的)
夜、先生の祖父母宅へ。
JAXA(職員)に憧れて
JAXAの帽子を自作してしまうお爺さん。
自分にとって遠い存在だと思っているけれど、
地元に宇宙センターがある場所で育った人には
身近な存在なのかな?
ここ円盤特典。
2日目は天文側の3人が
テンションの上がる内容・目的地。
ガイドの方の案内を受けながら
映像を視聴。
こういった時に流れる映像って
案外しっかり作られていて
見ていて面白いもの。
人によっては来るものがある様子...。
...ここのシーン、
真理先輩の表情を映さない見せ方は
良いと思った。
その後は勿論...
きっと映像が始まった瞬間から
ずっとこの表情だった筈。
いつになく真剣になるのにも理由が。
多くの人が一度は憧れ、夢を見たであろう
宇宙飛行士という存在。
実際は過酷な環境で生きる為に
体力も精神力が必要。
...そしてコミュニケーション能力等も。
「宇宙飛行士にとって必要なこと」
他には何があるかな...。
真理先輩の為に
代わりに質問をする桜先輩。
...本当優しく、気遣いのできる人だ。
人工衛星を目にするチャンスでもあり、
みらとあおにとって...
小惑星を見つける為の
ヒントを得られるチャンスでもある。
創作モノでは
何かと破壊される人工衛星さん...。
ここでも桜先輩がフォローを。
ここでは小惑星探しに関する
有益な情報は手に入らず。
それでも
「他の場所に行けば何か得られる」
と考えられる前向きさは大切。
途方もないものかもしれないけど、
だからこそ根気強く、ポジティブに。
お土産コーナーには
宇宙食も売っているのか。
から〇げクン等の
比較的最近宇宙食化した食品も
販売しているのかな?
施設のデザインに
こういった遊びを入れたものが好き。
床の案内表示等にもよくこういった
遊び・工夫が取り入れられている。
真理先輩にとっても
有意義な時間になったかな...?
「遠い」と感じたか
「届きそう」と感じたか...。
夜。
今夜は満月、という事で
お月見をすることに。
力を入れている分野ではないのに
月について地質研らしい視点から
色々と調べていた桜先輩。
今回は桜先輩の多彩な表情を
堪能できる回だなぁ...。
舞先輩が夢中になるのも解る
可愛さと頼もしさ。
先生が持ってきた古い紙。
選抜された人達が
小惑星を探すプロジェクト。
先生はそのメンバーに選ばれた
経験があるのか。
参加するなら来年以降にはなるけれど...
もしかしたら、ここでなら
小惑星を見つけられるかもしれない。
みらとあおが小惑星に興味があると知って
急ぎ探そうと動いた先生。
本当、「教師」として、
勿論大人としても立派な人。
皆でやりたいこと...
「夢」の話になる。
やりたいことがあり、
今回の合宿で夢に近づく手がかりを得た人
やりたいことがあっても、途方もないもので
「夢」として語ることに自身を持てない人
学力もあり、好きなことがあっても
「夢」が見つかっていない人
同じ趣味の集まりの中でも実に様々。
「夢に遠慮してはいけない」
...うん、確かにその通りだ。
舞先輩もやりたいことの為に行動する。
つくばアンテナ解体。
先生が学生時代に目にしていた物も
無くなったり、変わったり...。
時間の流れを感じると共に
寂しさもあるだろうなぁ。
例え普段目にする「だけ」のものであっても
無くなってしまうと寂しさを感じる。
【途方もない と 何もない】
前回は舞先輩の地図への思いが解る話を
持ってきて...
今回はみらとあおの小惑星探しを進展させつつ
3年生2人の事が解る描写を多く映していた。
桜先輩の先輩らしい姿と子供らしい姿、
真理先輩のお茶目な姿と真面目な姿。
先輩キャラとして、
ギャップを魅力としているのは良いと思う。
主要キャラが...例えば
3年
2年
1年...(主人公)
といたら
3年 ... 基本マイペースで緩い
2年 ... 真面目(で息が詰まりそう)
1年 ... 兎に角元気でお馬鹿で前向き
というのが(個人的な)理想。
1年はまだ夢見がちで厳しさを知らず
どこか楽観的。
でもポジティブで、多少のことで挫けない。
挫けても直ぐに立ち直れる。
3年は色々と経験してきたからか
物事への向き合い方・距離感を掴んでいて
必要以上に力が入らず、メリハリのある状態。
緩いのは経験から生まれる安心によるもの。
2年は1年から時間を経る中で
現実の厳しさ等を体験している。
そして先輩であり後輩でもある存在から
焦りや緊張を感じて肩に力が入っている。
3年の(経験から生まれる)緩さに苛立ちを感じたり
夢見がちな1年の主張に強く当たってしまう事も。
...みたいな。
今回の真理先輩の
「基本緩いけど時に真剣」
等はこれに当てはまる。
みらとあお、そして真理先輩には目標...
目指すべきモノがあるけれど、
それは簡単に達成できるものではない。
でもそれぞれ、今回の合宿で
何かしらの手がかりが手に入った。
決して目標に近いわけでも
必ず辿り着ける保障があるわけではない、
...けど、
何も手がかりが無いのとは
全然状況が違うと感じた。
次回