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もう少し、小惑星【恋する小惑星 考察 #11】

 

【恋する小惑星】 

もう少し #11

 

↓本編を見てからがオススメです↓

ano-manablo.hatenablog.com

 

 

 

今回は

1: 輝き

2: カメリア

 

...について

もう少し語っていきたいと思います。





 

 

1: 輝き

 

 

「どうしてあお先輩じゃなく

 みら先輩が.........?」

 

「ナナちゃん」

 

 

 

周囲のキャラクター、読者、視聴者...

多くの人が思ったであろうこと

 

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「どうしてみらが書類選考を通過して

 あおが書類選考落ちしてしまったのか」

 

 

...そして今回の11話(に当たる原作部分)で

同じ様に感じたであろうこと


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「あおは書類選考落ちしたのに

 "推しのアイドルの為"に参加を目指した(原作)

 あおにやや知識で劣る飛鳥が何故受かったのか」

 

 

 

書類選考を突破し選ばれるのが

人数無制限或いは+1で8人であれば

あおが受かった上で飛鳥も選ばれる

 

...ということならば納得もすぐできます。 

 

 

 

勿論みらと飛鳥もそれぞれ

地学部・天文部のメンバーとして

日々学習、活動を行っていて知識も経験もある。

 

しかしこの結果となっても

あおはみらと飛鳥以上の...

 

...少なくとも同等は知識や技術、経験がある筈。

 

 

ではどうしてあおは

書類選考落ちしてしまったのでしょうか。

 

 

 

あおには「足りないモノ」があったのでしょうか?

 

 

 

上記の通り「知識」は

みらと飛鳥以上に持っています。

 

 

書類選考の中で「知識」のあるあおは

2人以上に深い内容を書くことが出来る筈。

 

 

 

「知識」という点では問題が無い筈...。

となるとそれ以外でしょうか?

 

 

あおと2人との差...違い。

 

.........。

 

「積極性」、「熱意」...?

...ではないでしょうね。

 

 

あおの天体、地学に対する思いはかなりのもの。

夢への思いも負けてはいないです。

 

 

 

...考えてみましたが

「知識」や「技術」、「熱意」で

2人に劣っているとは思いません。

 

持っているものは同じかそれ以上。

 

 

...ではどうして差が生まれたのか?

何が2つを分けたのか?

 

 

 

読み直して、観直して、

考えて、考えて...

 

 

一つ思い浮かんだもの...が

 

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「伝える力」 

 

 ...なのかなぁ、と。

 

 

差が生まれるとしたら、

違いがあるとしたらここかなと。

 

 

 

みらも飛鳥も普段から

頼んでいないのに自分の思いを

周りに向けて発していますよね。

 

抑えきれない思いを。

 

 

熱意や楽しいという気持ちが

見た人に伝わりやすい様に。

 

普段からそうしているから

慣れているのかもしれません。

 

 

 

一方であおは...。

 

伝えるべき「熱意」や「真剣さ」は

みらと飛鳥に負けないほど持っています。

 

 でも、

 

「自分の思いを伝える事(力)」と

「自分の思いを伝える機会」は

2人に比べて少ないと思います。

 

 

それが上手くできずにいた結果

流され続け、決められたものに従うしかなかった。

 

引っ越しの一件もそう。

 

 

漸くそれが「出来るようになってきた」とはいえ

まだまだみら達に比べ、弱い部分があると思います。

 

 

同じ「熱意」や「知識」あっても

「伝える力」が足りておらず、

その思いが書類では全て伝えられなかった...

 

のではないでしょうか?

 

 

 

...では書類選考を突破するには

どうすれば良かったのでしょうか?

 

 

 

みらとあお、突破するために

夜遅くまで書類を作り、推敲推敲し合っていたと

話していましたね。

 

 

...ただ、「ここに問題があった」

のではないでしょうか。

 

 

質を高めようと推敲し合うのは

良いことだと思うのですが...

 

 

伝えることが苦手なあおの書類を見ていたのが

「あおの気持ちや考えがよく分かるみら」

...だったという点。

 

 

伝わりにくい言葉、内容でも

あおのことを理解しているみらなら

それに気が付いてしまいますが、

 

 

あおのことをよく知らない人が

その書類を見ただけで、

 

あおの魅力や熱意に

気がつくことができるでしょうか?

 

 

 

もしあおのことをあまり知らない、

あまり関わりのない人に

書類を確認してもらっていたら...?

 

 

 

 

2: カメリア

 

 

主人公の先生や師匠、先輩が

かつての自分と主人公を重ねてみるシーン

 

そしてその演出って良いですよね。

 

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「今の主人公'sで言うと

 この人は○○ポジションだったのか」

 

...と考えたりしながら楽しめる。

 

遠藤先生はあおポジションみたい。

 

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同じものを好きになっても、

同じ目標を追いかけていても

 

ずっと一緒にいられる

...ということはない。

 

大人になっても関わりを持てたとしても

今までと同じようにはいかない、いられない。

 

大概は少しずつ少しずつ離れていく。

 

 

 

キャラクターを想うと悲しいことですが

この切なさは物語としては良い要素で...。

 

 

主人公達にいつか来るであろう

解れや関係の変化、

 

それでも前向きにあろうとする姿、

 

そこに行き着くまでに主人公達は何を想い

どの様にあがき続け、何を諦めるのか...

 

その姿、過程をみるのが

物語を読む楽しみだと考えています。

 

 

 

「全て子供の頃のまま」なのが無理なのは

読者・視聴者だって解っていますが、

 

それでも、少しでもその形が残ってくれたらと

願っているのものです。

 

 

 

同じ様に急成長する主人公達を見て

師匠や先生キャラもそう思っている筈。

 

...そして同時に

かつての自分達と主人公達を重ねながらも、

 

「この子達(主人公達)なら

 私達とは違った未来を掴み取れるのでは」

 

と、考えているのではないでしょうか?

(そういったシーンが好きです)

 

 

 

 

この内容について

印象に残っているのが、コレ。


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...とある漫画のワンシーン。

 

初めて読んだときから

強く心に残っている台詞。 

 

 

そしてこの台詞に続いて...

 

 

「その願いを叶えるのは難しい」

 

「けど、一緒にいたいと、

 そう思える仲間に出会えたこと」

 

「それは大切にした方がいい」

 

 

「...例え、どんな結末になったとしても」

 

 

 

 

 

 

みらとあおは...

どうなっていくのでしょうか?

 

 

 

 


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本編記事没画像 #11

 

 

 

今回は以上です。

 

では。